農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

東京都府中市宮西町のマラーサ MALASA

京王線府中駅の南口から徒歩6分

 

雨の夜に到着。

 

テーブルと床が木目調でトロピカルな内装。

壁の中央にはフィリピンの国旗がかかる、まごうことなきフィリピンレストラン。

 

店内をぐるりと見回し、次にメニューを手にとる。煮込み料理のアドボや豚肉料理のレチョンなど定番メニューが並ぶ中に『ギナタアン・マノック』という聞き慣れない料理を発見。

ママさんに聞けば、鶏肉のココナッツミルク煮込み。メニュー表にはフィリピン風ホワイトシチューとの説明も。これは間違いなく好みの味!即注文!

 

ほどなくして料理登場。
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ガーリックライス300円とギナタアン・マノック850円

 

目の前のギナタアン・マノックは、『シチュー』としてはスープが少なく、大きめの具がごろごろ入っている。やはり煮込みと言ったほうが実態にふさわしい。

しかしシチューであろうがなかろうが、食欲が刺激される見た目。

期待しすぎないように気持ちをコントロールして食べてみる。

 

ふむ。一口目は見た目どおりクリーミー、ココナッツミルクと鶏肉がコクある旨味を高め合う味付け。これはイイ。

しかし、すぐ後に塩っぱい味が舌に伝わる。

そう来たか、という意外感。

どんどん食べ進めていくと、最後には赤唐辛子が残り、そのころには口のなか全体が激辛。

ガーリックライスで辛さを中和、、、などできないので汗が吹き出している。


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フィリピン風『ホワイトシチュー』というにはあまりにパンチが効いた味

 

可愛らしい見た目を良い意味で裏切る味の展開が続くため、最後まで気が抜けず、食べ終わるとホッとした。


当店は2000年開業し、今年で19年目。

『創業して長いお店は美味しい理論』がまた証明された。


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ママさんにお話を伺っているうちに、あとから来店した日比カップルの常連さんもお話に加わり、フィリピン料理談義に花が咲く。

 

日本人の彼氏さん曰く、フィリピン人は、香辛料が嫌いなので、カレーを食べない。

おぉ、確かに言われてみれば、カレーを食べてるフィリピン人を見たことがない(気がする)!

一方でフィリピン人の彼女さんから『ブルーパパイヤが美味しいのだけど、あなたは好きか』とのご質問。

私は素直に『NO』と答え、彼氏さんの笑いながらのご同意をいただいた。 

 

何故フィリピン料理が(日本で)普及しないのか。

そもそも両国で味覚が違うのに、日本人目線での宣伝、マーケティングが行われていないことが理由の一つであろう。


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雨にも挫けず来てよかった。

楽しい常連さんと会う(呑む)ためにまた来たい、そう思った夜。


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メニュー:

  ギナタアン・マノック ホワイトシチュー850円

  ガーリックライス300円

  ココナッツジュース550円

営業時間: 15:00-23:00

定休日:月曜日

電話:042 336 5362

住所:東京都府中市宮西町3‐21-1

 

ご参考:

www.malasa.jp