農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

イギリスロンドンのルトン・ピノイ Lutong Pinoy

イギリス ロンドン市

地下鉄アールズコート Earl's Court駅から徒歩2分

 

唐突極まりないが、所用でロンドンに訪れた。

その日の用事を終えたは良いが時差ぼけで、食欲も出ない。そこで手軽にバーガーキングで夕食をすまそうと近所のお店を検索したら、フィリピンレストランを発見。


『わざわざロンドンで行くか?』という弱気な自分と『やるならとことんやろうぜ!』というイケイケの自分で協議した結果、『今回は行きましょう』という無難な結論に落ち着く。

ま、見つけちゃったら行くしかない。

 

クリーム色の壁に木目調の床とテーブルなどフィリピンレストランとしては珍しくないトロピカルな内装基調だが、フィリピンの革命家や民族衣装、民族絵画をモチーフとした額入りのモダンなポスターと写真がいくつも飾ってあり、デザインにセンスがある。

そして壁には開放感ある鏡が座った顧客の目線の高さに横長に伸びる。


店内はロフト式で客席が一階と奥の中二階に広がり、二人がけのテーブルが10数脚。

夜7時に入ったが繁盛していると言える混み具合。

来店客はフィリピン系が6割ぐらいか。


メニューから、豚バラ肉の煮込みビコール・エクスプレスとガーリックライス、それにフィリピンのすだち、カラマンシージュースを注文。


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出てきたのは、小さめの丼にどっさり盛り付けられた角切りの豚バラ肉。ココナッツミルクでトロリと煮込まれている。


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一口食べる。クリーミーなミルクに混じり、こんがりローストした肉からジワリと脂と旨味が滲み出す。これはイケる。

二口、三口とバクバク進む。


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このまま一気に完食するか、と思いきや半分くらい食べたところでピタリと箸ならぬ、フォークが止まる。

・・・こってりすぎ。

果たして一人用の量だったか。
珍しく完食できず、タッパーに入れて持ち帰り。


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帰り際、タッパー片手にフロアマネージャー風の女性にお話を伺った。

曰く当店は開業22,3年で、オーナーはルソン島のマニラ近郊のご出身。本日もオーナーが地下で調理をご担当。

近所にフィリピン人が多く働く病院があり、且つロンドンの中心部であることから、この辺には同胞向けのレストランや食料品・雑貨店などいくつか集まっている、とお店の場所を指差しながら教えてくれた。

 

ここに着く前に間違えて入った隣のお店も同じくフィリピンレストラン。

玄関先に国旗がかかっていればそれは間違える。


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フィリピンレストランの王道から外れずに、おしゃれな雰囲気と味を両立していると好感。

 

メニュー:

 ビコール・エクスプレス 8.95ポンド(約1,300円)

 ガーリックライス 2.40ポンド(約350円)

 カラマンシージュース 2.10ポンド(約305円)

 

電話: +44 20 7244 0007

住所: 10 KENWAY ROAD, LONDON, EARLS COURT, SW5 0RR

 

ご参考:

https://www.facebook.com/lutongpinoyuk/