千葉交通バスの日吉倉入口バスのりばから徒歩一分
オープン1年のお店
ゆっくりと時間が過ぎる土曜日の午後、近隣のフィリピンレストランで昼食を終え、県道102号沿いに徒歩で向かう。
街道にはタイ式マッサージ、足つぼ、整体のお店が何回か順繰りに軒を連ねる。
千葉県民はお疲れだ。
怖いもの見たさで近くの新興宗教の寺院など参拝しつつ、街道に面したお店に夕方5時半に来た。
中には女性が三人おり、営業中か聞くと互いに顔を見合わせる。そして少々戸惑いながら週末の食べ放題料理を案内してくれた。
今までの経験から察するに、どなたも店員ではなさそう。
何度かやり取りして、お店のママさんは、何かしらのセミナーを受講しに外出中であることを理解した。
店内中央より少し奥まで、まっすぐ進んだところにカウンターがあり、フィリピンの定番煮込み料理を乗せたビュッフェ台が並んでいた。
パッと見て左から、鶏肉の醤油と酢の煮込み(アドボ)、豚のハツ・内臓の煮込み(ボピス)、そして肉じゃが(メヌード)。煮物が多い。
本日のヒット料理は、ボピス。
ボピスとは豚の心臓、砂肝、レバーなどを細く刻み唐辛子、酢、醤油で味付けした料理。具材が豚の内臓だけだとギトギトしすぎるところ、刻んだジャガイモが味をマイルドにしている。
お酒好きならば、絶対につまみにオススメのボピス。
こういうのを道端の椅子に座ってビール片手につまみたい。
しばらくしてママさんが戻ってきて、お話しさせていただいた。
今日は、年一回の食品衛生責任者の講習会に行ってきたとのことだった。
こちらのお店は、知り合いの人から一年前にお店の営業を引き継いだとのこと。なんとママさんはレストラン経営に加えて、介護サービスのスタッフも正社員として勤めているため、かなりお忙しいご様子。
他のお店でも工場で勤務しながらレストランを切り盛りしているママさんもいたが、フィリピンの女性はかなり働きものなのだろうか。
お店の中は入口から奥に広がり細長く広がり、入口付近はこじゃれた衣料品やバッグの陳列スペース、次いでその奥が食事スペースのレイアウト。食料品も壁沿いの棚に並ぶ。食堂スペースの角には、ほかのレストラン同様にテレビがつきフィリピンの番組が流れている。
フレンドリーなママさん。
一人では手が回らなくなり、目下フィリピンからシェフを招聘しようとビザを手配しているが、日本語書類の作成で手間がかかっているとのこと。
こういうフィリピン人のお困りごとの解決に手堅く商機があるはず。
そして、この日ママさんと話して、ドサクサ紛れに翻訳のお仕事をいただいた。深謝。
おしゃれ度:★★★ (最高★5つ)
メニュー例:
食べ放題 1,000円
コーヒー 100円
住所:千葉県 富里市 七栄476-6
電話:0476-93-7545
ご参考:
tabelog.com