ローカル気分と最高のコストパフォーマンスを堪能できる食堂
フィリピンの軽井沢とも呼ばれるバギオ(Baguio)市。
首都マニラから、北に245㎞の山岳地帯にある国内有数の避暑地です。
日本では東京-浜松、または大阪-高知ぐらいの距離に相当します。
今回の訪問にあたり現地在住の友人夫妻に、バギオの地元民に愛される食堂で、美味しいところを選んでもらったのがこちら;
Good Taste Café& Restaurant
店名を直訳すると『美味しいカフェとレストラン』
ものすごい直球のネーミングです。
場所は市の中心にあるバーナムパークのそばにある6階建てのレストランビル。その全ての各フロアが当食堂。
例えるなら、6階建て全フロアが『サイゼリヤ』のような感じでしょうか。
階段を上り、5階のフロアにようやく空席を見つけ、着席。
料理の種類は中国・福建省からの移民が始めたフィリピン風中華料理で、近隣で取れる野菜をふんだんに取り入れているのが高原バギオならではの特徴です。
ではさっそく注文した料理を見てみましょう。
スープたっぷりのチキン野菜炒め Chicken Chopsuey 4人前で220ペソ(約440円)
ふっくら炊き上がった蒸し鶏 Steamed Chicken 190ペソ(約380円)、どっさり乗った薬味がアクセントをつけており、食べて飽きません。
チキンベースのウズラの卵入り素麺スープ、ミスア・スープSoup Chicken Misua with Quail eggs 3人前 140ペソ、優しい味がしていくらでも飲めます。
具だくさんのフィリピン風焼きそば、パンシットカントン Pancit Canton 4人前で190ペソ(約380円)
選んだメニュー次第とも言えますが、今回注文した料理はふっくら炊かれてた鶏だったり、くたくたに煮込まれた野菜が中心で、味付けも塩味、鶏ベースであっさりしていたので、自分ならずとも日本人の口にあうのではないでしょうか。
そして肝心のお値段は、しめて740ペソ(=220+190+140+190)、約1,500円!!
アップの写真ばかりで、分かりづらいのですが各品とも一皿3-4人前あるボリュームたっぷりの料理です。それを4品頼んで、このお値段。
素晴らしいコストパフォーマンスです!
アクセスは、マニラからバギオへの移動が5時間前後かかる高速バスしかなく、フィリピン旅行のついでにちょっと足を伸ばすには遠い距離ですが、現地に行く機会があれば、ぜひ寄っていただきたいお店です。
野菜料理度:★★★★
店名:Good Taste Café & Restaurant
営業:年中無休
住所: Otek St, Baguio, Benguet, フィリピン
地図: