クリスマスのミサが済むと、時刻は夜の9時。スポンサー提供の食事が用意されていた。
クリスマスとは与える季節。
それでは私にも愛(食事)をください、と信者ではない自分も図々しくご相伴にあずかる。
長い列が教会脇の会場入口から続くのを横目に、知人のつてでこずるくベランダからお邪魔。しかし会場内はすでに満席でカオスな状態。そんななかでも、くいじを張り、負けじとスチロールの器をつかみフィリピンの皆さんと混じってビュッフェに並ぶ。
揚げ春巻、春雨、チキン、パン、マカロニスープを次々と器に乗せてワンステップクリア。プトという甘い蒸しパンのデザートも用意されているが、載せるスペースがない。
ところてんのように列から食事スペースに押し出されても、席が空いてない。始まったばかりの食事会は後から後から来場者が続き、会場の収容能力をゆうに越え、外のベンチで座って食べる人まで続出。
寒いのが大嫌いな自分は室内で立食する道を選び、同じく立食し始めた中年男性と並んで食べる。ある意味会食か。
食事が終わりほっと一息ついていると、親の用事を待って子供たちが教会の敷地内で走りまわっている。しばし微笑ましい子供たちの声に癒される。
ブレブレの写真。