JR蒲田駅の西口から徒歩5分の距離にあるレストランBahay Kubo。
これでもかとスナックが入ったビルの4階に入っていた。
エレベーターを降りてお店を見つけたが、扉はスナックによくある重厚なそれでかつ、”OPEN”などの表示もないため、中の様子は全く伺えない。
夕方6時前に到着したため、ひょっとしてまだ開店前かとも思ったが、中からはカラオケが聞こえてくる。
このお店に限らないが、どうしてフィリピンレストランは、こうも一見さんに優しくないのか、いやそのくらいでちょうどいい。
自分の勇気が試される一瞬。
意を決して扉を開けると、お客さんが中に数人いて、ママがいるから大丈夫と席に通してくれた。本当にいいのかと戸惑いながら席に進むと、ママが登場。
今夜8時からパーティーがあるが問題ないかとのことだったが、この時点でもちろんそんなに長居するつもりはない。
料理はビュッフェ形式で食べ放題。
40㎡ぐらいの店内で照明はやや暗め、天井からクリスマスか、新年会かのリースやハート形のアルミの風船が飾りつけてある。
店内正面の中央にテレビがかかり、お客さんは早くもカラオケを熱唱。素人にしては上手すぎると思ったら、プロの歌手の練習だった。
4種類の料理とスープを取り分けたところで、名刺を渡して写真撮影とブログ掲載の許可を伺うと、快諾。また、どんな事業しているか関心をもって聞いて下さった。
ありていに事業のネタ探しを兼ねてフィリピン料理を食べ歩いていること、まずは日本に住むフィリピン人向けのサービスを考えている旨を伝えると、ママは『何か必要なことがあれば何でも連絡してほしい』と、この上なく心強い一言。
初対面の中年男性にそんなこと言っていいのか、フィリピン人の何という情の厚さよ。
ママによると、このお店は東京で一番古いフィリピンレストランで、開業25年。ママは彼女で3代目。すでに13年このお店を切り盛りしているそう。
肝心の料理の味は各料理とも、しっかり味がしみ込んでいて、それでいて辛すぎず、しょっぱ過ぎず、脂っこくない。これはなかなかの本格派。
25年間お店が続くことには理由がある。
お値段は、食べ放題で1,100円(料理6品、デザート3品、ごはんとスープ)、マンゴージュースが300円。
アルコールもあり、カラオケは無料。
ちょっと勇気があるひと、お店でカラオケと料理どちらも楽しみたいひとは、一度来てみてもよいかも。
結局、本格派料理とプロの歌を堪能して1時間以上過ごし、おいとま。
ご参考:
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