農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

神奈川県横浜市中区福富町のリッチ・ウィッチ フィリピン レストラン・バー Rich witch Philippine restaurant bar

神奈川県の横浜市、JR線関内駅北口から5分

梅雨空の雨がパラパラちらつく空の下、港町横浜の面目躍如とばかりに、中国・韓国の食料品店や料理店がひしめく一角を通り抜ける。

そして入居ビルにてエレベーターに乗り、2階に入居しているお店に到着。

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お店の入口

扉を開ければ、そこは夕方6時から店内でテレサ・テンのカラオケが響く、そんなフィリピン式のレストラン・バー。

暗めの店内にいた先客の3名は、勤め先の同僚風な日本人女性とフィリピン人女性のミックス。

店内のフロアは、60平米ほどの縦横の比率がタバコの箱のような形。

奥の角にステージがあり、キーボードとドラムが並び、壁にギターが8本かかる。

 

メニューを注文しようとするが、一品あたりの料理が多いので選びかねていると、スタッフの若い男性店員さんが今日は食べ放題があるのでちょっと待ってとのこと。

見るとバーカウンターに接して空っぽのビュッフェ台が4つと小型のガスコンロと炊飯機がそっと控えている。

開店までに準備が間に合わなかったらしいが、すぐに用意できるようなので、フィリピンの国民的柑橘系フルーツのカラマンシージュースを飲みながら待つことにした。

7時前にさらに6名の女性グループが到着。こちらは小柄でややふくよかなフィリピン系のご婦人方のグループ。

先客と後からきたグループのそれぞれが自撮りしている。カラオケ開始時、食事開始にみんな揃って笑顔でパチリ。楽しそうだ。

7時10分、隣のテーブルの3人組が見えない、と振り返るとビュッフェ台から食事を取り分けていてる。

ビュッフェ台の料理はまだ揃っていないが、早くから来ていた彼女らにもう少し待てと期待するのは、酷というものだろう。

と思っているうちに、後からきたグループもカラオケのマイクを放り出して料理を取り出した。

完全に出遅れた。

なんのために6時に入店したのか。

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出来立ての料理が並ぶビュッフェ台

気を取り直し、食事を確保。
英語とタガログ語の歌が交互に続く中、テレサテンの『つぐない』など時折昭和の歌謡曲が交じる。

察するにいらしているお客さんの何人かは、ホステスのご経験がおありなのか、または単に日本にそれだけ長く住んでいらっしゃるのか。

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ステージとカラオケに興じるお客さんを見ながら食事

本日の食べ放題メニュー 1,200円

  • ゴーヤチャンプル:日本人にもおなじみのゴーヤチャンプル。苦みが少ない。
  • チキンアドボ:定番中の定番料理。醤油と酢と粒の黒コショウで煮込んだ鶏肉。醤油と酢に負けない粒のコショウのインパクトある味が良い。
  • カレカレ:豚モツをピーナツソースで煮込んだ料理。当店ではピーナツぽさがない。当料理の付け合わせバゴーン(小エビの塩漬け)は、もはや私にとって必須。
  • ボピス:豚の内臓と野菜を刻んだトマトスープの煮込み。臓物の臭みなし。
  • パパイタン(Papaitan):豚モツほか具沢山の、カラマンシーの酸味の効いたスープ。ただ酸っぱいのではなく、マッチ棒ほどの刻み生姜が豚モツに対するカウンターパンチ的なアクセントとなり全体の味を引き締めている。

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取り分けた料理

 

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パパイタン(Papaitan)なる酸っぱい豚モツのスープ

調理を担当していた男前のスタッフさんにお店の設立経緯など話を聞くと、なんと彼がオーナー!

さらに若いスタッフは息子さん、とのこと!!

当店は2015開店で間もなくまる4年。

オーナーは25年前に来日し、日本でご結婚された奥様は別の飲食店を経営しているとのこと。

さらに2年後には母国フィリピンに進出し、2号店を開きたいとのご計画をお持ち。

もっと、いろいろお話を伺いたいのだが、いよいよお客様がお店に立て続けに入店してくる時間帯となり、本日はお暇。

 

父子でほっこり度:★★★★ (最高は★5つ)

メニュー例:
 カラマンシージュース 500円

 食べ放題 1,200円

住所:神奈川県横浜市中区福富町4-15 国際ビルディングA2階

電話:045 262 1112

ご参考:

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