農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

治安に難あり?マニラ市トンド地区の動画

私事ですが、この度、英語での商談支援・交渉代行を主なサービスとして独立しました。

が、世間一般への認知度の低さをどうにかしなければ、ということで昨今の流行りに乗っかり、YouTubeチャネルを始めてみました。

 

まずはおっかなびっくり、アップロードしたのは直近でフィリピンに訪問したときに撮影した、マニラの市場街の動画です。

スマホを手にして早歩きして撮影していた結果、恐ろしく手振れでブレブレの動画の仕上がりとなりました。


【注意】見てると酔います。Market Street in Manila マニラの市場

撮影したあたりの地区は古いチャイナタウンなのですが、マニラに住んだ経験のあるフィリピン人に言わせると、とても治安が悪いので気をつけろとのこと。

当地区の治安については、複数名から同じような忠告を受けたので、これから訪問する方はぜひお気をつけくださいませ。

いつの時代かも不明ですが、古くは人さらいがいて、うっかり知らない人に話しかけると、連れ去られて中国に奴隷として売り飛ばされていたという真偽不明の恐ろしいエピソードも。。。

ちなみに私が訪問したのは朝10時ごろだったためか、活気がある雑多な街、言われてみれば中華系のお店や装飾が多いな、という以上には強い印象は受けませんでしたが。

もっとも自分の場合は、今までに業務上で出入りしていた国や地域に、写真撮影しようとうっかりスマホを人や建物、あるいは景色に向けると、周りの空気がピリつく💀場所が多かったので、感覚が麻痺しているかもしれません。

 

今回の撮影地  マニラ市トンド地区

行き方 ニノイアキノ国際空港から車で40分(渋滞未考慮)

 

では、これから探りさぐり、ビジネスに関連する動画も上げてまいりますので、気長に生暖かく見守りくださいませ。  

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めんどい 氏家 真

email: mendoydx(アット)gmail.com

 

マニラの軽食堂 アブラハム・ジェイコブ・イータリー Abraham Jacob Eatery

2020年2月、市場調査のためフィリピンに訪問。

 

今回紹介するのは、

軽食堂 アブラハム・ジェイコブ・イータリー Abraham Jacob Eatery

ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から、グラブ(Grab)等のライドシェア、またはタクシーに乗ってざっくり1時間ほどの場所、歓楽街・飲食店街エルミタにあるお店。

マニラで食べる、いつもに増してリアルなフィリピン料理

 

外国人向けのおしゃれなレストランでは物足りない、バックパッカーの心を忘れない大人(もちろん若者も)にはぜひ訪れて欲しいお店。

 

お店の雰囲気は、おしゃれなカフェというよりも、気軽に入れる軽食屋さん。

マニラの宿泊先のそばにあり、前を通るたびに地元民で賑わう様子が気になったため、到着後2日目に意を決して訪問。

堅苦しくない気楽な雰囲気が心地よく、結局4泊3日の滞在で3回訪問。 

 

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お店の外観

【1回目】晩ご飯

地元民の晩ごはん時間をやり過ごし、意を決して入店。

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チキン唐揚げ、白身魚フライ、おひたし、ライス 計132ペソ

お惣菜カウンターに残っていたおかずのチキン唐揚げ、白身魚フライ、おひたしを一人前ずつすべて取り寄せ、ご飯一膳分?を注文。

残念ながらスープは売り切れ。その代わりとばかりに、白身魚に加えてフライドチキンを追加注文。

お惣菜をトレーに乗せてレジに移動。

計132ペソ(約270円)の支払いを済ませ、テレビを望む席に着席。

皮までカリっと揚がった白身魚は見た目よりも柔らかく、スプーンとフォークでほぐすのも難しくない。

フライドチキンもベタベタすることなく、驚異的なコスパ(約270円)!と、初回にして味をしめる。

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夜の店内の様子

大方のお客さんが帰った夜8時過ぎの店内。

テレビに映る地元の刑事ものドラマに残ったお客さんとお店のスタッフさんがくぎ付け。自分もぼんやりテレビを眺める。

 

【2回目】晩ごはん

前日スープが売り切れていたのを反省し、もう少し早い時間帯にお店に訪問。

無事スープにありつき満足、もちろん肉と魚それぞれお惣菜を選び、ご飯も二膳分注文し、結果今回は満腹モード。

それでもお値段はしめて138ペソ(280円)。

マニラど真ん中の店舗の家賃払って、この品質と量をこの値段で提供できるのかと驚き。

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メヌード、ティラピアの素揚げほか 計138ペソ

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豚のメヌード(トマト煮込み)

豚のメヌード(トマト煮込み)は奇をてらわない家庭料理の味付けがよい。

トマトの味もあるが、おそらく醤油やソースなのでバランスがよく取れた肉じゃが風の味。 

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ティラピアの素揚げ

ティラピアの素揚げは身がさっぱりと臭みがなく、ほくほくしている。

日本のお店で食べるのよりも、明らかに新鮮と考える。

頭部に残るギザギザのウロコに、生前のイカツイ風貌の名残りを感じる。

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レポージョ・ギサード(キャベツの煮込み)

レポージョ・ギサードはキャベツの煮込み。

これまた家庭料理の風味全開。コンソメないしごま油風の味つけで、地味ながら箸ならぬ、フォークが止まらない。

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スープ(名称未確認、酸っぱくはない)

スープも出てきたが、具は控え目で何を食べたのが不明。ただ酸っぱくはなかったので、名物料理シニガンではないものと考える。

 

食事後にお店のご主人に、ブログにて当店を紹介させてほしい旨を説明。

英語がうまく伝わらず苦労したものの、若手のスタッフさんも交えて身振り手振りで、どうにかして趣旨を伝える。

しかし名刺を忘れたため、勝手に再来すること約束し、お店を去る。 

 

【3回目】朝ごはん

ピークを外して遅めの朝食。

当然、お惣菜カウンターの品揃えのいくつかは売り切れのようだが、残っている料理から注文。

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総菜が並ぶカウンター

フィリピンの朝の定食といえばシログ。

シログはSinangag(シナンガグ)とItlog(イットロッグ)を組み合わせた造語で、日本語ではガーリックライスと卵を意味するとか。

お惣菜カウンターで迷っていると、ご飯と卵を自動的に選ばされて、おかず一品を決めることに。

まず大ぶりなソーセージが目に入ったが、肉の脂と胃腸の相性が良くない自分には表面のテラつき方が尋常でないので、隣の煮物風に見えたお惣菜を選ぶ。

曰くビステック(Bistek)とか。

ということでビステックとシログのセットで75ペソ(約80円)!

80円とか、もはや、わけが分からない素敵なコストパフォーマンス。

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ガーリックライスに乗る半熟の目玉焼き

ガーリックライスに乗った表面には薄っすら火の通った半熟の目玉焼きを躊躇なくつぶして、ガーリックライスと混ぜて食べる。

ガーリック(=ニンニク)単体でも十分アクセントが効いているところに、黄身が重ねて圧をかけてくる。

朝からガツンと程よくコッテリきて、たまらない。

そして、ビステックBistek。

何回タガログ語での名前を聞いても、『ステーキ』(それ英語ですよね)というので牛肉とばかり思っていたが、写真を見直すと豚にしか見えない。美味しかったのでどちらでもよいが。

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ビステック(フィリピン風ビーフ・ステーキ)

しっかり火の通った玉ねぎと、肉汁たっぷりのソースが良し。一昨日のメヌードよりはスープが多いものの、同じく肉じゃが風の味付けで、ドンドン、ご飯が進む。 

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朝の店内の様子

道路に面しており、まだ涼しいものの窓から南国の陽が容赦なく差し込む。

外国人に慣れているであろう店員さんからは話しかけられることもとなく、歩道を見ながら朝からボサッと過ごして退店。

 

ブログに当店の地図を貼り付けようとネットを調べてみると、Google Mapのストリートビューでは、前の店と思われる看板と、改装前の店舗が写っている。

開業から一年程度と間もない、新しいお店であろうと推察される。

 

地元感:★★★★★

名称:アブラハム・ジェイコブ・イータリー Abraham Jacob Eatery
住所:Guerrero St, Ermita, Manila, 1000 Metro Manila

地図: 

 

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東京都北区赤羽のネネスキッチン NENE'S KITCHEN(2回目)

東京都北区赤羽のネネスキッチン
明るく清潔なお店で、秘伝のレシピ料理多数あり!

 

1年ぶりの訪問。

JR埼京線赤羽駅北口の東出口から徒歩9分。

駅前の繁華街を抜け、アーケード街の一角のビル2階のお店。 

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入居ビルの入り口

午後6時半に到着すると、入口から奥に広がる明るい店内に、未だお客は自分のみ。

ファミレス風に並ぶ4名がけのソファ付きテーブルは両側の壁に垂直に3台ずつ並び、その奥に小さなテーブルが並ぶ。

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前回も感じたが、相変わらず片付いていてきれいな店内

壁には土産用の民芸品、新メニュー、モバイルWi-Fi端末のチラシも。

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壁には民芸品もかかる

顧客対応の男性スタッフさんに、2年前の開店以前はここは、もともと何のお店だったのか伺うと、お好み焼き屋さんだったとのこと。

そこを居抜きで開店したとようだ。

なるほど、テーブルの並びに納得。さらにテーブルを下からのぞき込むと、こたつのようなでっぱりあり、お好み焼きの鉄板組み込み型のテーブルであると分かった。

さらにテーブルクロスに顔を近づけると、鉄板部分にふたがかぶっており、このテーブルも、前入居者からそのまま流用したことが分かる。

起業したての身としては、コストを抑えてのスタートは大変参考になる(メモメモ)。 

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板でカモフラージュされているが、壁には換気扇も。

タガログ語のAMラジオ放送がかかるなか、メニューを見て料理を選ぶ。

単品料理が豊富に紹介されているが、セットメニューはない模様。

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メニューの例

念のため、恒例の『一人用メニューありますか?』確認をして、スタッフさんから「ありません(キリッ)」という迷いのない返事をいただき、気持ちを切り替える。

単品(2人用)とライスの疑似定食を頼もう、と。

 ふむ、今日はそこそこ空腹。

 シニガンのような優しいスープではなく、ガツンとカロリーを摂りたい。

 豚足のカリカリ揚げクリスピーパタの二人分は辛かろう、

 ここはフィリピン料理の定番二品で決戦投票か

 醤油と酢の煮込みアドボと、豚ほほ肉の鉄板焼きシシグ・・・

 ・・・今夜はシシグにしよう!

と一人会議の結果、シシグ(1300円)とライス(200円)を注文。

店内を見回して観察し、AMラジオを聞いていると、漆黒の横長の鉄板をジュージューいわせながらシシグが登場!

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左・ライス(200円)、右・シシグ(1300円)

シシグも美味しそうだが、やはりライスと並んで、さらに収まるべきところに収まった感が出る。 

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黄身があふれ出すシシグ

黄身が流れ出したシシグの上に、フィリピンの柑橘類カラマンシーの代わりのレモンを絞る。

そしてパクリ・・・

 (´~`)モグモグ

 ( ゚д゚)ハッ!

 (; ・`д・´)

小指の爪ほどの立方体の、やや大ぶりに刻んだ豚のほほ肉と挽き肉、玉ねぎ、そして油揚げ!

見た目よりも、クドくない!!

これは、油揚げのサクサク感、それにマヨネーズの賜物だろう。

大抵のお店では、ギトギト感と醤油・ソース感ゴリゴリの味付けであるが、このシシグは、言うなら・・・

何ともいい感じに、ちょうどマイルドだ!(語彙貧弱)

レバーの香りも鼻からふわっと抜ける。

しいて言えば、レモンだと柑橘の香りがちょっと物足りないか?

しかし、このシシグは他店では味わえない。

 

スタッフさんからは、他にも特別なレシピを使った料理がいくつもあると、ご紹介いただいた。

調子に乗って、いっぱしの料理評論家気取りで

『値段が割高でも良いので、中華料理のように一人用の定食を充実させてほしい』

などと熱弁をふるう。

戸惑いの色を隠せないスタッフさん。

 

そうこう本日お勤めのスタッフさん二人と談笑していると、日本人男子大学生風の二人組が来店。

おぉ、珍しい日本人二人組。

そして帰りのエレベーターで日本人カップルとすれ違う!

日本人客しか来ない、だと?(20:00時点)

いよいよ来るか?フィリピン料理ブーム!! 

 

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お店の入口


 

店名:ネネスキッチン
清潔度:★★★★ 

メニュー例:

  • シシグ(豚ほほ肉の鉄板焼き) 1300円
  • ライス 200円
  • 食べ放題 1400円 水・土・日曜日

営業:

  • 水・土 12:00-24:00
  • 日 11:00-22:00
  • 火・木・金 17:00-24:00

住所:東京都北区赤羽2-9-1 TKCビル 2F

電話:03-6903-8775

地図: 

ネネスキッチン オーセンティックキュイジーヌアジア・エスニック(その他) / 赤羽駅赤羽岩淵駅志茂駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

ビジネス英会話はめちゃ簡単!海外商談会ですぐ話せる極意

ビジネスの現場で出くわす英語

昨今、ビジネスの現場で海外あるいは、外国人とのやりとりがますます増えているのではないでしょうか?

そんなとき、必要に迫られて英語を使わなければならないことも、出てきます。

しかし相手が何を言っているか分からない。。。

そのようなことは、ザラです。

ではそんな時にはどうするか?

 

今回は過日の英文メールのブログに関連して、ビジネス英会話を実践するための簡単な極意を共有させていただきます。 

mendoydx.hatenablog.com

 

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目次

 

聞いて分からなければ、聞き返しましょう。

身も蓋もないですが、発言を聞き取れなかった時は、恥ずかしがらずに、相手に何度も聞き返しましょう。

勇気を出して、

『クッジューリピーティッ(Could you repeat it?)』

どうでしょうか?

ぶっちゃけた話、相手も日本人である私たちに完璧な英語力を期待していません。

肝心なことは、会話の内容がビジネスとして魅力的かどうかです。

ことビジネスに限れば、話題は貴社か取引先の商品やサービスに関する内容なので、まずは、相手の発言内容をビジネスの話題と想定して、意識を集中させて話ましょう。

いかがでしょう?

・・・?

・・・それでも相手が何を言っているか分からない。

ではどうするか?

聞き返しても分からないときは相手のメッセージを絞り込ませましょう。

商談であることを前提に、勝手に相手が話しているであろうことを想像して、自分の理解を言葉にして伝えます。

そして、その理解が正しいか間違っているか、相手にYESかNOで二択で答えさせます。

YesかNo以外聞き取れなくてもいいんです。

 Q(あなた). ○○○○(価格が問題ですか)?
 A(相手). No. ○○○○....
 Q(あなた). ○○○○(サービスの品質が問題ですか)?
 A(相手). No. ○○○○....
 Q(あなた). ○○○○(サポート内容ですか)?
 A(相手). Yes. ○○○○....

相手がYESといえばしめたもの、その内容についてYesかNoをどんどん掘り下げていけば、いずれ相手が知りたい内容、言いたいことにたどり着きます。

マシンガンのようにひたすらしゃべり続けるのです。

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自分の話をさせてくれないときは会話の主導権を握りましょう。

次に商談の英会話でよくある困りごとは、いつまでたっても相手の話が終わらない場合ではないでしょうか。

まずは相手の話を聞きましょうと、私たちは学校教育で、社会に出てからも学びます。

しかし異文化の相手には、往々にしてそうした行儀良い姿勢では発言の順番が回ってきません。

そんな時は、思い切って相手の話をさえぎりましょう。

こちらが会話の主導権を握るのです

もしビジネスのチャンスが存在するのであれば、相手もあなたの話を聞いてくれます。

そして『自分はこう思う』という主張や、前述のように『自分はこう理解したがよいか?』という自分軸の発言を畳みかけます。

そうすれば相手も否応なく、『いやそれは・・・』とあなたの発言に対する返答をせざるを得なくなるのです。

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商談会では、サバイバルツールを準備しておけばさらに安心

海外での商談会や展示会など、英語での商談が見込まれる場合は、事前に話題になりそうなトピックを対訳付きで箇条書きにした手元資料や、想定問答集を準備しておくのがよいでしょう。

商談が進みそうな相手が気にすることは、大体決まっているので、会社概要や、製品価格、品質、特徴、規制対応などでしょう。

会場で商談相手に資料を開いて見せて、指さしで説明すれば、初対面のやり取りぐらいであれば、大体こなせるはずです。

それでも無理なら、後日メールで詳細を教えることすれば、まずはしのげます。

 

ちなみにこのテクニックは、英語のみならず他の言語での商談においても使える汎用性が高いスキルなので、皆さまのビジネスが今後ますます国際化する中においてもぜひお試しいただくことをお勧めします。

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とはいえ、過信は禁物です 

一方でこうした『習うより慣れよ』的なアプローチは、場数をこなすことで度胸はつきますが、あなたの語彙が増えたり、表現が豊かになるものではありません。

したがって、なんの文法的な知識がないまま、変にビジネス慣れしてしまうと、あなたはきっと幼稚な表現のまま初歩的な交渉しか詰め切れない状態に陥ってしまいます。

こうしたことを避けるためには、結局は独学なり語学学校に通うなりして、地道に単語力をつけ、文法を習得することが必要になります。

語学の学習を、建造物に例えるならば、語彙や文法は土台にも例えられると考えます。基礎がしっかりしていれば、その建造物はより大きく高くそびえることができるのです。

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まとめ

語学の習得に近道はありませんが、 大学受験で英語を勉強をしたような方であれば、基礎工事は十分にできているのであとは、商談の前線に出て実践あるのみです。

まずは商談で実践して、主導権をとって会話しましょう。

自信をつけて、そして限界を知りましょう。そのうえで語学の基礎を身につけて、どんどんビジネス英語力をレベルアップさせましょう。

皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

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皆さまの初めての海外ビジネスを支援いたします。

イロドリ 氏家 真

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退職と起業のお知らせ / Notice of Retirement and Business Launch

このたび、2020年1月31日を最終出社日として、5年間勤務した勤務先を退職することとなりました。
在職中にお世話になった、お客様、同僚の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

今後は、業務を通して世界24か国で商談した経験をふまえ、起業して日本企業の海外事業提携を支援します。
サービス内容は、商談代行、海外展示会出展・参加支援、海外拠点開設支援、日英通訳・翻訳など、です。
お客様の海外ビジネスの成功を通して、多様な価値観が共生する社会を創っていければと考えております。

今後とも、よろしくお願いいたします。

氏家 真

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カンファレンスに動画で登場したこともありました。

I have terminated my 5 years of work at the current company as my last working day on January 31, 2020.

I would like to take this opportunity to thank the customers and the colleagues who collaborated with me.

From now on, I will launch my own business to support alliances among Japanese and overseas companies, based on my experience in business negotiations in 24 countries around the world.

Services include negotiation agency, overseas exhibition participation support, foreign branch set-up support, JPN-ENG interpretation and translation, and more.

I hope to create a society where diverse values coexist through the clients' successful overseas business.

Thank you,

Makoto UJIKE

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東京都足立区竹の塚のトリあえず

ハンバーグセットが美味しいお店

東武東上線の竹ノ塚駅から徒歩3分

雪も予想された凍える夜10時ごろに駅から肩をすくめて、小走りで向かう。

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お店の入口

『とりあえず』とひらがなで店名がかかれている階段をコツコツと登り、ガラスのドアを開けると、カウンターからひょっこりと顔をのぞかせたマスターと目が合う。

フレンドリーで笑顔が爽やか。

店内の照明はキラキラと華やかに色を変え、大画面テレビに映るミュージックビデオのノリの良いBGMがかかっている。

さっと店内を見渡すと壁一面の黒板にびっしり書かれたメニュー表があり、およそ10メートル四方のフロアにシンプルな4人掛け丸テーブルが4-5台と、カウンターに4脚のハイチェア席。

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店内奥からカウンターを見た様子

入口と対角線上の奥のテーブルに、雪に備えて持ってきた折りたたみ傘を置き、黒板に再び目を移すとフィリピン料理のメニューがびっしりと、日・英併記、いや日本語メインで書かれている。

日本語のメニューがこれほど充実しているフィリピン料理店は珍しい。

しかも単にカタカナで料理名が書いてあるのでなく、「日本語で言うとこうなるのね」というとても分かりやすい書きぶり。

例えば、ビールとよく合うことで界隈では知られている、シシグ・Sisigは『コリコリ豚肉の鉄板焼き』。

なるほどね~。

後でマスターに聞けば、知り合いにご協力いただいているとのことだが、なかなか。 

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親しみやすい丁寧な日本語の料理名

久しぶり(とはいっても約2週間ぶり)のフィリピン料理でテンションも上がり、

フィリピンから3年前に来たという、気さくなマスターにあれやこれやと話しかける。

ご本人は苦手というが、マスターは流暢な日本語で分かりやすくお薦め料理や、ほかの料理の特徴を説明してくださった。

お店に入った当初、今回はフィリピン料理の定番メニュー、アドボ(醤油と酢の煮込み)を頼もう!と考えていたが、説明を聞いてあっさりと彼のオススメの定食メニュー
『ハンバーグときのこのセット・850円』に変更。

本日はマスターお一人で店を切り盛りしているので、話が盛り上がるほどに料理が出なくなるジレンマ。

すでに夜10時をとうに回り、空腹も限界。

おしゃべりをちょっと我慢して、マスターに料理の腕を振るっていただく。

 

結局カウンター席を移して、料理を待つ。

登場!

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ハンバーグときのこのセット 850円

クリーミーなホワイトソースがなみなみと注がれた熱い鉄板。

そのクリーム色の海に、満ち潮に沈む小岩のようなハンバーグ。きのことソースを上からざぶんとかぶり、カリカリに上がったニンニク片が乗る。

すぐ隣には、モチモチのごはん島🍚。てんこ盛りのてっぺんに、こちらも、カリカリのニンニクがかかり、食欲がますますそそられる。

マスターとおしゃべりしながらいただく。

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鉄板にクリームスープの海が広がる

お腹が空きすぎて、ご飯をがつがつ食べ始めた。

おおぅモチモチの炊き上がり。

そして見た目の印象が強い、たっぷりのホワイトソース、いやクリームシチューのルーのよう。

そのソース(ルー)に醤油か魚醬か少し入っているようだが・・・?

とにかく、ご飯と食べてヨシ!

そう、クリームシチューをご飯にかけたあの幸せな味。

ハンバーグにも手を伸ばす、きのこを忘れず、ソースをからめて、ニンニク片も一緒にパクリ・・・

 

(*‘∀‘)

 

ハンバーグ+きのこ(マッシュルーム)+クリームシチュー+ニンニク

日本の洋食の王道の組み合わせと、ニンニクのアクセント。

かけ合わせてますます美味しい。

ものの5分で食べ終わり、何ならお替りしたかった。

 

当店は、もともとは越谷市で営業していたのを、2年前の2018年に当地に移して開店。

来店するお客様は8割くらいが近隣で働くフィリピン人で、飲み会の二次会や深夜の終業後に来て、朝の始発まで過ごすグループ客も多いとのこと。

マスターとは別に日本人のオーナーさんがいらして、二人で相談しながら日本人に向けたメニュー開発。

日本人のお客様はフィリピン人と味の好みが違うので、日本人向けにはフィリピン人客よりも味付けの強さを少し抑えて調理しているそう。

しかも当店では、マスターが飲み過ぎたお客様にコーヒーやスープをサービスで出すこともあるとか。

曰く『ただお客様が満足してくれたらいい』というサービス業の鑑のようなお言葉。

一番のお薦め料理は、鶏の丸焼き、レチョン・マノックLechon Manok(1,800円)

レストランに備え付けられた特製オーブンで、お客様には必ず出来立ての料理を出す、というマスターのこだわりもうれしい。

こんどは友人を連れて戻ってくると確信しつつ、終電が近づく竹ノ塚の駅を目指し、来た時同様に小走りでお暇。

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マスターお薦めのトリの丸焼き 1,800円(一羽分)


店名:トリあえず

日本客向けのお気遣い:★★★★★

営業:年中無休 18:00-08:00(不定休)

メニュー例:ハンバーグときのこのセット 850円

住所:東京都足立区竹の塚1-30-12 2F

電話:03-5856-5959

地図:

 

トリあえず東南アジア料理(その他) / 竹ノ塚駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

東京都足立区竹ノ塚のカバヤン ストア・アンド・レストバー Kabayan Store & Restobar (2回目)

東武鉄道伊勢崎線の竹ノ塚駅から徒歩4分。

また来てしまったカバヤン。今年2回目の来店。

 

前回の訪問ブログはこちら↓ 

mendoydx.hatenablog.com

 

クリスマスも過ぎ、年の瀬の東京都足立区。

年末の休みに入り始めた飲食店も増えるなか、夕方6時ごろに恐るおそる入居先の二階建て飲食店ビルの階段を上る。

しかして、廊下の奥に明るく『OPEN』と煌々と営業している様子を確認!

中に入る。

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お店の入口


こざっぱりとした店内は、手前に調理場と食事スペースがあり、奥に食料品と日用品の販売スペースが続く。

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店内の様子

そして3つ4つ並ぶ4人掛けテーブルの通路を挟んで反対側には、調理場とその前にせり出した横長のカウンターに、お弁当という名のお惣菜が並ぶ。

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お弁当がカウンターに並ぶ(1,100円)


「さて、と」飲食スペースに腰を下ろしメニューを眺めながら一息。

クリスマスは数日前に過ぎたが、店内にはお構いなくごきげんなクリスマスソングが流れる。

日本語表記がない写真付きの料理メニューに目を通しながら、前回は魚料理をいただいたことを思い出し、今回は肉か鶏料理にしようと決める。

しばし考える。

というのもフィリピン料理は、一部例外を除いて2-3人でシェアする前提で調理されているメニューなので、どれを注文したところで途中でお腹が一杯になり、美味しく食べきれないのである。

そして、今回やや消去法的に選んだのは、その『例外』の一人向けセット料理シログのうちの一品、アドボ・シログ(Adobo Silog)1,375円。

アドボとは、フィリピン風の鶏肉・豚肉の醤油と酢の煮込みであり、フィリピンの国民食のひとつ。

今までに何回フィリピン料理店で食べたか思い出せないが、まず、これが美味しくない店はない、と言っても過言でない。

 

アドボが登場! 

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アドボシログ 1,350円

出てきた料理の写真を撮ろうとスマホを構えて姿勢をくねくねしていると、コックさんが店内の電灯をつけてくださった。

親切です。

味は醤油が濃いめで、コショウが粒のまま、まぶされており、いつもながらパンチが効いている。

そして何よりごはん🍚に合う。

目玉焼きをつぶして黄身を付けてご飯と肉に絡める。

旨いに決まっているのである。

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ツヤツヤに光る鶏肉と豚肉の醤油と酢の煮込み(アドボ)

しかし、本日のヒットは、アドボではなくなんと定食の付け合わせのスープ、牛骨出汁が最高。

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付け合わせのためか、具材に牛肉は入っていなかったが、牛骨出汁のコクがしっかり舌に沁みわたり、その香りが鼻腔からふわっと抜ける。

期待していなかったせいか『おっ』と思わせる味。

例えるならば、けんちん汁のようにスープ表面に透明に薄っすら膜を張る脂(油)が、熱と香りを内に閉じ込めており、スプーンですくって飲むとあら不思議、アチチとなるも濃厚な出汁のお味が口に広がる感じ。

後でコックさんに確認して、本来はニランガン・バカ(Nilagang Baka)というメインを張る牛肉スープ料理のスープだけを取りよそったものと判明。

 

食後に改めて、情報収集のためにオーナーであるママさんに、お店でよく売れる商品を伺う。

ママさんによると、アジア系食材の卸売商社から仕入れたフィリピンの化粧品や石鹸、シャンプーなどが、来店するお客様(主にフィリピン人)によく売れているそう。

輸入品であるためコストがかさみ、石鹸一つで950円するものもあったりして、決して価格は安くないのだが、それでも人気とか。

逆にフィリピン国内では、日本の化粧品に人気があり、欧米ブランド以上に売れているというから、ないものねだりの心理なのか。

つらつらとビジネスやら、とりとめのない話やらしている間にも、お客さんがどんどん入店し、日用品とお弁当を買って行く。

前回の来店時は午後9時には、お客様はほとんどいなかったが、6時過ぎの今回はひっきりなしに来店が続く。

今のところの理解では、当店は食堂よりも、仕出しと雑貨店が主事業のように見えるが、深夜に来ると、また違うのかも。

 

そんな顧客対応に忙しそうなママさんの、ちょっとしたお手すきのタイミングで伺ったお店の人気料理は、

  • パンシット・ビーフン(具だくさんビーフン) 1,375円
  • ルンピアン・シャンハイ(揚げ春巻)1,650円
  • チキン・ポーク・アドボ(醤油と酢の煮込み) 1,650円
  • カルデレータ(フィリピン風シチュー) 2,200円
  • シニガン(酸っぱいスープ) 1,650-1,925円(肉類、海鮮で価格に差がある)

ほどなくしてママさんは外出され、仕出しの準備が終わってほっとしている、お店に残ったコックさんを捕まえて、しつこくお話を伺う。

曰く、来日前はリゾート地のホテルでシェフをしていたという実力派。ほかにも特定技能ビザをもつ、腕の良いシェフが2名ご在籍!

いずれの料理も期待が持てます。

主なお客様の層を聞いてみると、近隣の飲食店や、埼玉のパン工場やお弁当工場にお勤めのフィリピン人。

最後に彼にクリスマスも過ぎ、年の瀬なのにご帰国しないのかするか伺うと、今年はしない、そしてお店はお正月も含めて年中無休とのこと!

頭が下がります。 

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豚肉をオキアミの塩辛(バゴーン)で煮込んだお惣菜



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食料品と日用品の販売スペース


今回のブログを書いているうちに、最近、故・梅宮辰夫氏が紹介した「トリとブタの酢煮(フィリピン風)」が、謎のヤミツキ料理『ウメミヤ』として2012年2月、読売新聞の掲示板サイト「発言小町」で 紹介され、その年の『食べてみたいで賞』まで受賞したという話を思い出した。

当時、発言主が掲載したレシピは

<豚バラは角切り。骨付き鶏はぶつ切り。豚を下ゆでしたゆで汁2に対し、酢、しょうゆを各1加え、ひたひたになるようにする。うまみ調味料少々、ニンニク10かけ、赤唐辛子6本を加え、20分煮込む>

・・・これ、確実にアドボでしょ。

日本人の口にめちゃくちゃ合う、フィリピン料理。

もしフィリピン料理がメジャー化するなら、看板料理間違いない。

誰に訴えれば良いのか分からないが、なぜ、彼らはもっと国家のイメージアップのためにアドボを推さないのか。。。

この商売っ気のなさがフィリピン人らしいといえば、そうなのかも。

 

ご参考 

働き者度: ★★★★★(最高★5つ)

メニュー例:

  • アドボ・シログ(アドボ定食) 1,375円
  • パンシット・ビーフン(具だくさんビーフン) 1,375円
  • ルンピアン・シャンハイ(揚げ春巻)1,650円
  • チキン・ポーク・アドボ(醤油と酢の煮込み) 1,650円
  • カルデレータ(フィリピン風シチュー) 2,200円
  • シニガン(酸っぱいスープ) 1,650-1,925円(肉類、海鮮で価格に差がある)

食べ放題:第2・4週日曜日12:00-20:00 1時間1,500円

営業:年中無休! 

 月曜日-土曜日 12:00-05:00

 日曜日 12:00-24:00

電話:03-5856-7762

住所:東京都足立区竹の塚6丁目7−14 2F

地図:

 

 

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