JR総武本線小岩駅の南口から徒歩5分
駅前の商店街を途中で枝分かれした道を抜けると到着。
通りに向かってフィリピン料理店とわかる(わかる人には)看板の明かりが照っている。
歓楽街のスナックのように、外から全く店内が見えないフィリピン料理店が多いなか、外の窓から内装までよく見える『普通のお店』感がありがたい。
躊躇することなく扉を押しくぐると、自分が本日最初の客であるようだ。
店内は入口そばに、ガラス越しに厨房がみえるカウンター席があり、奥には4・5人掛けのテーブル席が7席ほど並んでいる。
写真がズラリと並んだ見やすいメニュー表から、たまたま当店の人気ナンバーワン料理、ピナクベット(Pinakbet、1,000円)とライス(300円)を注文。
オクラとカボチャを中心にしたフィリピン料理では珍しい、野菜が盛りだくさんのスープ。
オキアミの塩辛、バゴーンと濃いめの醤油(魚醤?)味が食欲をそそる一品。ライスにかけて食べると箸(スプーン)が止まらない。あっという間に完食。
人気ナンバーワン料理であることも納得。
きれいに清掃された店内
お店の開店は3年前。お話を伺ったマスターは、ネグロス島ご出身で2年半前から勤務。お子様を故郷に残してこちらで勤務なさっている。
日本語はややたどたどしいが、はにかんだ笑顔が素敵な方である。
当店の営業時間は夕方6時から朝5時まで月曜日以外、営業。
にもかかわらず、マスターは午前中は六本木の別のフィリピン料理店で働いているそうだ。
一体いつ、どこで寝るというのであろう、くれぐれもお体には気をつけて欲しい。
主なお客様は、仕事帰りの近所のフィリピンパブのお姉さんと日比カップルの家族連れ。
実際、メニュー表には一切日本語が書かれていなかったので、フィリピンの方中心の顧客層と思われる。
ガラス張りの窓で、店中からも解放感を感じる。
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