イギリスロンドン市アールズコートEarl's Court 駅から徒歩2分
昨夜間違えて入ったお店、2件並ぶフィリピンレストランの左側。
お昼時ど真ん中。
内装が黄色からオレンジ色の暖色系で統一された店内は、そこにいるだけでパワーアップできそうな、ある意味パワースポット。
フィリピン人のおばさま方5-6人が楽しそうにおしゃべりに花を咲かせている。
昨日隣のレストランで聞いた、近所にあるという病院で働いている方々だろうか。
料理の注文は、テーブルでメニュー表から個別に注文するか、奥のレジ脇のお惣菜コーナーで選ぶかできるシステム。
料理の提供方法やスチール椅子といった店内のしつらえから察するに、夜にゆっくり寛いで晩ごはんを食べたり、お酒を飲むよりも、昼にランチでサッと食べたりする食堂としてのサービスが主力かもしれない。
ざっと見てお惣菜コーナーに８種類ほど料理があるが、食べ比べるためにも日本で美味しかったレンズ豆の煮込みスープ、ギニサンモンゴを注文。
レジのマネージャーにもう一品どうだ、と尋ねられ、ミルクフィッシュのフライを追加。
席で料理を待ち、食べる。
ギニサンモンゴは豆スープとはいえボリュームたっぷりで、食べごたえあり。
フィリピン料理の量が多いのか、それとも年齢相応に胃袋が縮んでいるのか。
しかし本日のヒットはミルクフィッシュの唐揚げ。しかもその『皮』。カリッと香ばしく揚がり、かつ出汁が染みていて思わぬめっけもん。もちろん白身もほんのり甘くて美味。
セットのソフトドリンクと市にがんスープも注文して、しめて12ポンド、約1,743円。
ブログで紹介するためと、マネージャーにレシートを見ながら値段の内訳を細々聞いていたら、値段に不満があると勘違いしたのか『このミルクフィッシュはフィリピン産だから』など、値段が高めの理由を丁寧に説明してくれた。
さらに、お惣菜コーナーでお手伝いしていたおばさまにお話を伺うと、お店のオーナーは二人いて、ルソン島のビコールとミンダナオ島のブトゥアンご出身だとか。
おばさま方のジーンズ姿が、日本で見かける方々よりもかっこよく見えたのはロンドンマジックかも。
メニュー:
ランチセット（ライス、ギニサンモンゴ、ドリンク） 7.5ポンド（約1,090円）
おかず追加（ミルクフィッシュ） 3.75ポンド（約545円）
スープ 0.75ポンド（約109円）
住所: 12 Kenway Road, London, SW5 0RR, UNITED KINGDOM
電話: +44 2073 733840
ご参考:
https://www.kamayansaearlscourt.co.uk/
