都営日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅から徒歩10分
都内のフィリピン料理店は大体訪問したはずだが、電話がつながらないので訪問していなかったお店。
グーグルマップのストリートビューでは2019年時点でお店の看板が映っているので、行ってみるしかない。
電車とバスを乗り継いで軽い旅情に浸って到着。
期待したとおり、お店の看板が歩道に出ており、賭けに勝った気分。
お昼時間はとうに過ぎているが、営業時間内なのでゆっくりドアを開けてお邪魔する。
半地下の店内は白い壁とソファ
柔らかい照明がクリーム色に室内を照らし、画廊のような具合。
落ち着いた店内には日本人のおばさんとフィリピン人女性が2人。
プラスチックケースに入ったメニューを見せていただくと喫茶店のようなメニューが並ぶ。念のため裏を見るとフィリピン料理のメニューあり!
ビーフンやスープの大皿料理、または春巻などおつまみが並ぶなか、豚バラ肉のカリカリのから揚げであるレチョンカワリ(Lechon kawali、1,200円)を見つけた。
念のため、ママさんと呼ぶにはまだ若いフィリピン人女性スタッフに料理の内容を確認して注文。あとで、この方が実はお店のオーナーでいらしたことを知りびっくり。
料理が出るまでの間に、もう一人の女性スタッフさんにお話しを伺う。
当店は、この地に移ってきて2年。その前の場所で15年も営業を重ねたとのこと。
看板に書かれた電話番号は移転前のもので、現在は使われていない、など。
(そりぁ電話がつながらない訳だ。)
そして、きれいに並んだフィリピン食材は都内の某フィリピン食料品店から仕入れているそう。
なお、お客様はフィリピン人が中心で、皆さんのお勤め先は、化粧品会社や解体業の現場勤務など多岐に渡る模様。
普段の自分の生活で接点がないだけで、フィリピンの方はもちろん他の国の方々もいろんなところで既に日本社会の構成員になっているのだろう。
レチョンカワリが登場。
期待を裏切らぬカリカリっぷり。そしてところどころに挟まるトロトロした脂の層。
カリッとトロッが代わりばんこに口を楽しませる。
ソースをつけてパクリ。
ビールが欲しい。
このくらいの量であれば、かるくイケるのではないかと考えたが、もろくも途中で失速。
いよいよ加齢による衰えを意識せざる負えないが。。。
メニュー:
レチョンカワリ(豚バラ肉のカリカリの揚げ物) 1,200円
ライス 300円
営業時間:10:00‐24:00
定休日:月曜日
電話:なし(2019年3月現在)
住所:東京都足立区江北7丁目26−8
ご参考: