農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

東京都大田区大森北のくしねーら Kusinera (2回目)

JR京浜東北線大森駅から徒歩3分

日曜日の夜8時

大型マンションロビーの飲食店フロアの奥に伸びる廊下。

そこに立つ『食べ放題』の看板。存在感十分。

f:id:mendoydx:20190901234931j:plain

お店の入口

今回で2回目(か3回目)の来店。

すりガラスのドアを開くと、店内は日比カップルの家族連れでほぼ満席。

鋭角を頂点とした二等辺三角形のフロアの鋭い頂点に空いていた二人席。壁を背にソファに着席。

家族連れのちびっ子たちは、晩ごはんを済ませてしまったようで、2人ほど店内をちょこちょこ歩き回っている。

三角形の底辺にあたるカウンターの奥には、調理と配膳の女性スタッフがお二人、それに対するお客さんは15-6人。スタッフさんたちは慌ただしくご対応中。

食べ放題メニュー1,200円があるので、荷物を席に残しさっそくビュッフェ台から料理を調達。

f:id:mendoydx:20190901235010j:plain

本日の食べ放題メニュー 1,200円(1周目)とウーロン茶 250円

選べるメニューは、おかずだけで6品目。それにライス、スープ、デザートがついて9品目が食べ放題。

  • 本日の食べ放題メニュー 1,200円
  1. ギナタアン かぼちゃのエビ、カニ、ココナッツミルク煮。クリーミーな中にエビとカニの出汁がしみており、旨味最高。魚介系のくさみはココナッツミルクでまったく気にならない。本日のヒット。
  2. ビーフン おなじみのビーフン。安定の味。
  3. ひき肉の煮込み トマト風味にウズラの卵。
  4. 鯵のフライ 輪切りの鯵の唐揚げ。本場のように揚げ過ぎていないのが嬉しい😄
  5. 鶏肉のアドボ フィリピン料理といえばコレ。濃口の醤油、黒コショウと酢のバランスがよい。
  6. メヌード トマトスープ味の豚バラ肉の煮込み。脂身が程よく絞れている。
  7. ソタフンスープ 生姜スープ。マロニーとチキン入り。玉ねぎ、にんにく、コショウ、に調味料が入っており、スタッフさんいよると手軽に作れるとか。
  8. ライス みんな大好き。
  9. スイカ🍉 フィリピンでは12月後半から新年が収穫期らしい。
  • ウーロン茶 250円 食べ放題外のメニュー。頼んだら、間違えてウーロン・ハイが出てきたのはご愛敬☺

一息つくと、周りの様子が見えてくる。離れたテーブル同士でお客さんの会話が弾んでおり、顔なじみが多いようだ。

前回と変わらず、安心感のある料理。

フィリピン料理ではあるが日本風のアレンジがちょうどよい。

f:id:mendoydx:20190901234952j:plain

取り分けたおかずとライス

写真左下が、本日のヒット料理、ギナタアン。

端的にはカボチャのココナッツ煮込みであるが、エビとカニも丸々入れて煮込んでいるので、カボチャの素材の甘味を包み込むようにココナッツミルクにエビ・カニの出汁味が重なり、旨味が三重奏?の状態。ぜひ食べてみていただきたい。

f:id:mendoydx:20190901235034j:plain

ソタフンスープなるスープ

シンプルなチキン入りの生姜味のマロニースープ。だが、それだけでよい。

味の秘密は、フィリピン料理ではアドボ以外ではあまり使われないコショウと調味料を使っていることらしい。それで日本人(私)が食べやすいのも納得。

f:id:mendoydx:20190901235050j:plain

2周目でチキンアドボと豚のメヌードを確保

2周目にチキンアドボを食べて『そうそう、コレですね!』と、小さくうなずく。

奇をてらわない、王道の味付け。

 

店長は本日ご不在で、忙しく動き回る女性スタッフさんに、折をみて料理名を伺う。お仕事の邪魔になり申し訳なかった。

お店を出てビルのロビー出口に向かう途中、なぜか店内の少年がついてきてくれた。

たわいもない話をしながら戯れるうちに、別れ際、ウルルン滞在記みたいにホロリと来た。

f:id:mendoydx:20190901235150j:plain

ビルのロビー入口からは少し遠い

mendoydx.hatenablog.com

 

味のひと工夫:★★★★

メニュー例:

 食べ放題 1,200円

 ウーロン茶 250円 

電話:03-3766-0070

住所:東京都大田区大森北1丁目11−10

営業: 平日17:00-01:30 日曜17:00-22:30