JR関内駅から徒歩10分
雨の夕暮れ過ぎた7時ごろに到着。
店内は広々とした正方形のようなフロアがあり、その正面中央にライブ用のステージが構える。これは、ほかのフィリピンレストランにありがちなカラオケ兼用のステージではない『プロ仕様』と一目でわかる存在感。
フロアに12-3卓のテーブルが並び、そのうち4卓に2-4人ずつ座ってビールや食事を楽しんでいる。彼らの層も様々で、フィリピンの方の家族連れ、友人グループ、お店のお姉さんのお客さん連れなど。
土日は1,200円でビュッフェ食べ放題とのことで期待したが、お昼の12時から料理を提供していたため、到着した夜7時にはすでに料理がほぼ入っていない台もある残念な有様。
とはいえ、おかず4品にライス、スープ、デザートで一食1,200円なら食べない手はない。
ビュッフェ台の端に積み重なった紙皿から2枚取りご飯とおかずを乗せる。そして最後に深底の器にスープもついでテーブルに並べ、どっしりと席に着く。
本日のビュッフェメニュー
- パンシット・ビーフン:野菜入り焼きビーフン。ナンプラー(魚醬)の風味がほんのり感じられるかどうか。どなたでも違和感なく食べられるはず。
- フライドチキン:一般的なフライドチキン。遅くに来店したので、残念な冷めたチキンが残っていたにとどまる😞
- ディヌグアン:豚の血のシチュー。見た目はイカ墨のような黒にちかい焦げ茶色で、見ただけでは具材が何か分からない(食べたら豚肉と判明)。しかし見た目の強烈なインパクトにかかわらず、味はほぼシチュー。鼻をクンクンさせながら注意深く食べたが臭みはなく、旨味に加えて仄かな酸味が効いている。今回訪問の中で個人的なヒット料理。
- カレカレ:豚足と茄子のピーナッツソース煮込み。小エビの塩辛の煮込み、バゴーンと合わせて食べることで、ややもするとピーナッツで甘ったるい食材の味がグッと引き立つ。
- ソパス:フィリピン風マカロニスープ。ミルク風味でコンソメ味。あっさりしたクリームシチューのような優しい味。
- ライス:フィリピン料理では日本料理以上にコメが食べられ、お皿にはご飯が山盛り🍚に盛られる。
- デザート:オレンジのスライス。
料理をお皿によそいながら、おかわりしながら、忙しく働く店員さんに声をかけて、お店の情報を聞き出す。
するとライブは、なんと毎晩(!)夜9時から演奏を楽しめるとのこと。
そして最後には、ひょっこり顔を出されたオーナーさんにご挨拶。
当店は開業20年ほどで、オーナーのお名前バヤニーさんからお店の名前を付けたことなど大事な情報を素早く確認。
今回もオーナーさんと話せた満足感に浸りながら、食事に使った紙皿をステージ脇のごみ箱に捨てて、お店から失礼。
ライブを楽しむなら夜9時を目指した入店、食べ放題を楽しむなら土日のお昼過ぎには来るべき。
毎晩ライブとフィリピン料理が楽しめるお得なお店。
ライブハウス度: ★★★ (最高★5つ)
メニュー例: 土日は1,200円で食べ放題
- パンシット・ビーフン(野菜入り焼きビーフン)
- フライドチキン
- ディヌグアン(豚の血のシチュー)
- カレカレ(豚足と茄子のピーナッツソース煮込み)
- ソパス(フィリピン風マカロニスープ)
- ライス
- デザート
住所: 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2-79平山ビル3階
電話: 042-261-0242
ご参考:
バヤニスキッチン (Bayani's Kitchen) - 伊勢佐木長者町/東南アジア料理(その他) [食べログ]