農産物輸入ビジネスで起業ブログ

未経験者が農産物の輸入事業で起業した話です。

チェコ・プラハのピノイ・テイスト・オブ・アジア P-noy Taste of Asia

チェコ・プラハの路面電車Hellichova駅から徒歩2分。

駅名の読み方は知らない。

世界中からの観光客が訪れる、石畳の美しいプラハの旧市街にフィリピン料理店がある。

所要にかこつけて、おそらくチェコで最初にして唯一のフィリピン料理店に足を伸ばしてみた。

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店舗外観

旧市街の街並みはとにかく美しい。

二度の世界大戦を経ても空襲をほとんど受けていない市内には、直前まで参加していたツアーガイドの説明によればバロック様式、ルネサンス様式、そして共産主義時代など、この国の各時代を象徴する見事な建造物が立ち並ぶ。

そんな街で、幸いにも宿泊先から徒歩圏内にお店があることを知り訪問。

普段の日本での訪問先はスナックを改装した窓もないような店が多いので、同じような店内を想像していたが・・・違う、洗練されている、さすがプラハ。

敷地は30㎡ほどで日本のお店と同じ程度であるが、明るい店内、重厚な壁、高いアーチを描く天井、カラフルなタイルのキッチンスペース。

商品は同じはずなのに建物が違うとこうも印象が変わるのか。

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棚に並ぶアジアのスナック類

日本と同じ商品が並んでいるのにこの違いは何だろう。

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天井にはおしゃれな照明

天井の優雅なアーチにしばし見とれてしまう。

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壁のタイルがおしゃれなキッチンスペース

さてと、一息つき食事を注文しようとしたところ、本日の食事メニューはすべて売り切れとのこと。

代わりに何か食べたいと相談すると、カップヌードルがあるとお薦め。

偉大なり安藤百福氏。

はるばるプラハのしかもフィリピン料理店でお世話になる日が来るとは思っていなかった。

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日清の偉大な発明品カップヌードル

フィリピン系には見えないマスターにお話を伺うとご自身はチェコ出身で、中東で出会ったご夫人がフィリピン人であったため当店を始められたご様子。

プラハには、近郊のテレビ周辺機器の修理工場での勤務している方を中心にフィリピン系の人たちが1,500人ほど暮らしているとか。

お店の営業開始は7年前。平日はテイクアウトメニューもあり。

マスターに建物が見事であることなど伝えると、このあたりでは当店が入っているような400年以上前の建物があちこちにあるそうだ。

さらに場所は川からほど近いため、地下には昔ながらの取水場まであるという。

もしプラハで地元の肉料理に飽きたなら、ちょっとお立ちよりあれ。


まさかのプラハ度:★★★★★

営業:月曜から日曜 10:00-18:30

電話:+420 608822551

住所:Karmelitská 380/16, 118 00 Malá Strana

URL: http://www.p-noy.cz/